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趣味遊々:弦楽器(2)

趣味遊々~同窓会コラム~ vol.13
ちょっとマニアックな弦楽器 第二回
 またまたインドのアレ
 
 さて、今回は…いや、今回もインドの楽器です。しかし、今回の楽器は、前回のシタールの時よりもタチが悪いです。
 (ちなみに、前回のシタールはこちら) 
 今回の楽器は、実際に私自身、日本の楽器屋などでも現物を見たことがありません。
 しかし所有しています。2台も。
 全然形は違いますが。入手方法などは後ほど。
 さて登場。
 

 
 どーん
 サントゥールという楽器です。何楽器になるんでしょうか。弦楽器でありながら打楽器。
 そういった構造的にはピアノに似ているともいえます。3本1コースの弦の束を右の撥で叩きます。
 何に使われているか…と言われると非常に難しいですが…。
 最高にアジアンな音がします。
 さて、近づいてみましょう。
 

 
 一つのコマに3本の弦が張ってありますね。ピアノみたいに。これを調弦して叩く。それだけ。
 しかしながら、この楽器の難しさはそこにあらず。
 少しだけ退きで撮影してみましょう。
 

 
 両サイドに駒があり、本体中央部で左右クロスするように配置されています。
 ですので、適当に叩くと右コースからの弦と左コースからの弦の両方にヒットして大変なことに。
 なので、ただでさえ場所が細かくて正確な当て方が難しいコマ付近を正確に叩くのが難しい。
 難しい点だけを挙げるのであれば、まずはシタールのときと同じように調弦。
 弦の数が…シタールですと20本でしたが、今回は30コース×3本ずつなので合計90本。全部地道に調弦。
 

 
 側面から見るとこんな感じ。
 この突起をまわして弦の調整をします。気が狂いそうでしょ?
 で、最初らへんの画像に戻りましょう。
 平たい本体の端寄りにコマがありましたよね。
 あのコマ、移動ができるのです。
 そのコマの位置を本体幅から1:2になるように配置すればコマの外側を叩くと、内側を叩いたときのオクターブ上の音が出せるのです。
 すばらしいですね。
 
 まぁ、デメリットとメリットは常に併せて紹介することにしているのですが、まずどうしようもない問題があるのでお教えします。
 調弦に決まりがないのです。
 ピアノであればド、#ド、レ、#レ…と半音ずつ上げていけばいいのですが、これは決まりがない。
 インドでは演奏する曲によって、時間によって、季節によって調弦・音階を変えるのです。
 どうやらそれらのインド古典音楽をきちんと勉強すると、その並びは百種類を超えるのだとか。
 あたしは基本的に「楽器は楽曲を作るためのただの部品」という扱いなので、ピアノ音階やペンタトニック音階などにして汎用性の高い調弦方法を用いています。
 …にしても、曲によって調弦を変えるなら、その度に90本の弦をいじるのだろうかインド人。
 さて、先ほどのはあたしがオークションでGetしたサントゥールで、パワフルな音が出せるのですが、それとは別に、ものすごく煌びやかで繊細な音が出る、音に一目ぼれして買ったサントゥールがあります。
 

 
 じゃーん。インドに行った時に音に惚れて、弾ける弾けないは後にして一目ぼれ購入。
 こいつはインドでは有名(らしい)のですが、銘が入るような上等な楽器は2つセットで作るそうです。
 なので、世界のどこかにこの子の双子の弟(兄?姉?妹?)がもうひとつだけあるらしいのです。
 おい、世界のどこかにいるこいつの兄弟よ。
 幸か不幸かお主の双子の片割れは日本国にいるぞ。いつか会いたいものだ。
 

 
 で、こっちのサントゥールの特徴は左右のコースで弦の素材が違う(鉄弦・銅弦)なので、音の質が左右で全然違う。
 さらに、鉄弦の方はコマを中心に1:2、銅弦の方は1:3に調整。
 なので、先述のオクターブの関係が鉄弦と銅弦ではまるで違うのです。
 ややこしいですね。
 ややこしい上に、このサントゥールは1つのコマ(コース)に弦は4本ずつ張ってあります。
 なので合計弦数は72本。どっちにしろ大変です。演奏もマジで大変です。しかし音は最高。
 もしこれからインド音楽無視で始める方がおられたら、チューニングは適当でいいです。
 弾きたい音階に好きに調弦しましょう。
 さて、ここで前回同様価格なんぞを記しておきます。
 参考価格:日本ではまず見かけないけど、オークションの様な環境で見かけたら5~10万円程度~。
 後者のような素晴らしいものだと現地で「ぼったくられなかった場合」は10~12万円程度です。
 多分日本でこのクオリティのものを買おうとしたら×5~10倍を覚悟してください。
 で、問題なのが、教えてくれるところが日本にはほぼ皆無なため、独学でやりましょう。
 しかし、基本のチューニングにお作法などがないため、好きな音階のチューニングが可能です。
 

 
 あたしが買ったところはここです。
 もしもインドのデリーに行くことがあれば、オススメ。
 まーたまた同じこと言いますが、こんな意味不明な楽器を作ったインド人は「どうかしている」
 しかしあたしはこの独特の魂を揺さぶるような音色が大好きでこの楽器が大好きだ。
 
 次回は、一応皆が見たことがあるメジャーな楽器だけど「何かがおかしい楽器」ものを紹介します。
 
本城
  1. 2011/08/21(日) |
  2. 趣味遊々

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